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2011年02月
GSR400リコールについて
- 2011-02-26 (Sat)
- Maintenance
GSRユーザーさんは周知の事実かと思われますが、去る2011年2月17日にGSR製造企業の スズキ株式会社 より、国土交通省にリコールが届け出されました。
リコールの詳細は以下の通りです。
GSRの対象は以下の通りです。
>>>スズキ株式会社からの公式リコール情報はこちらです。
私のGSRは【GK7DA-102126~GK7DA-103225・平成19年8月30日~平成20年9月3日】の範囲にありましたので、リコール対象車という事になります。
私の場合車体をスズキの販売店から購入したわけではありませんので、お知らせは届きませんでしたし懇意にしているスズキ販売店もありませんでしたので、比較的近所にある大きめのスズキ販売店を調べたところ、箕面にある【 SBSホクブ 】という販売店に絞り問い合わせました。
リコールについて聞いてみたところ、特に該当店で新車を購入していなくても対応するとの事で、対象品の整流器の在庫もあるという事でしたので、早速伺って作業をお願いしました。
車体右側、エキゾーストパイプのそばにある放熱用フィンのついた部品が該当の「整流器」です。
サービスマニュアルでは「レギュレート/レクチファイヤ」という名称で表記されており、発電機の「ACジェネレータ」で発電された電圧を制御し、バッテリーの充電ならびに各電装系に送るという役割を担っています。
随分以前の話ですがホンダのレギュレート/レクチファイヤも放熱不足でパンクしてしまう症状が多発し、改良品に交換するという事がありました。他にもレギュレート/レクチファイヤ絡みのトラブルは結構耳にする事があり、トラブルを起こすとエンジンがうんともすんともいわなくなってしまい、致命的なトラブルとなってしまいます。
電気の場合は不具合が目視できませんので、トラブルの中でもよりやっかいな状況に陥ると言えます。
こちらが交換した「整流器」です。
今回の問題は整流器の内部の不具合によるもののようですので、パッと見たところ外観では従来品との違いは見受けられません。
フロントホイールの直後で非常に汚れやすい場所に取り付けられていますので、交換後は整流器だけやけにピカピカで妙に目立ってしまいます。
交換が完了するとフレームのヘッドパイプ部分、車台番号が刻印されているところに今回のリコール届出番号【2708】が印刷されたステッカーと、対策済の印である緑色の丸いシールが貼り付けられます。
今後当該リコール対象車の中古車を購入されるような場合は、この印の有無を確認する事も重要になるかと思います。
整流器の交換は簡単に行えるので自分で作業も出来ますが、メーカーからのリコールという事でどの車体に対策を施したかを管理する必要があると思われ、上記のような対策済の証を記す必要もありますので、部品だけ手に入れて自宅で交換という事はできず対応できる販売店に車両を持ち込み、作業をお願いする必要があると思います。
もちろんメーカーからのリコールという事で部品代や作業工賃は請求されず、全て無料で済みます。
作業自体は簡単ですので、整流器の在庫がありすぐに対応してもらえるお店であれば、10~15分ほどで作業は完了すると思われます。
まずは懇意にしているお店や、お近くの大きめ(逆輸入車も扱っているような)のスズキ販売店まで問い合わせをしてみましょう。
>>>全国のスズキ販売店の検索はこちらです。
交換前までに不具合が発生していなければ、交換をしても体感できるような効果はありませんが、対策をせずにトラブルに遭うと出先でいきなりエンジンが止まり途方に暮れるということになりかねませんので、GSRユーザーの方は一度【車台番号】【製造時期】の確認をされた方が良いと思います。
リコールの詳細は以下の通りです。
リコール開始日 | 平成23年2月18日 |
不具合の内容 | 整流器の製造工程において、冷却フィン付きケースとパワーモジュール(電力用複合素子)の接着が不十分なため、パワーモジュール内部の整流素子が冷却されずに温度が上昇し、発電電流の制御ができなくなるものがあります。そのため、バッテリーが充電不足となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがあります。 |
改善の内容 | 全車両、整流器を対策品と交換します。 |
車 名 | 型式 | 通称名 | 販売名 | リコール対象車の車台番号の 範囲及び製作期間 | リコール 対象車の 台数 |
ス ズ キ | BC-GK7DA | GSR400 | ・GSR400 ・GSR400 ABS | GK7DA-102126~GK7DA-103225 平成19年8月30日~平成20年9月3日 | 1,100台 |
EBL-GK7EA | ・GSR400 ・GSR400 ABS | GK7EA-100026~GK7EA-100657 平成21年2月12日~平成21年9月22日 | 630台 |
>>>スズキ株式会社からの公式リコール情報はこちらです。
私のGSRは【GK7DA-102126~GK7DA-103225・平成19年8月30日~平成20年9月3日】の範囲にありましたので、リコール対象車という事になります。
私の場合車体をスズキの販売店から購入したわけではありませんので、お知らせは届きませんでしたし懇意にしているスズキ販売店もありませんでしたので、比較的近所にある大きめのスズキ販売店を調べたところ、箕面にある【 SBSホクブ 】という販売店に絞り問い合わせました。
リコールについて聞いてみたところ、特に該当店で新車を購入していなくても対応するとの事で、対象品の整流器の在庫もあるという事でしたので、早速伺って作業をお願いしました。
車体右側、エキゾーストパイプのそばにある放熱用フィンのついた部品が該当の「整流器」です。
サービスマニュアルでは「レギュレート/レクチファイヤ」という名称で表記されており、発電機の「ACジェネレータ」で発電された電圧を制御し、バッテリーの充電ならびに各電装系に送るという役割を担っています。
随分以前の話ですがホンダのレギュレート/レクチファイヤも放熱不足でパンクしてしまう症状が多発し、改良品に交換するという事がありました。他にもレギュレート/レクチファイヤ絡みのトラブルは結構耳にする事があり、トラブルを起こすとエンジンがうんともすんともいわなくなってしまい、致命的なトラブルとなってしまいます。
電気の場合は不具合が目視できませんので、トラブルの中でもよりやっかいな状況に陥ると言えます。
こちらが交換した「整流器」です。
今回の問題は整流器の内部の不具合によるもののようですので、パッと見たところ外観では従来品との違いは見受けられません。
フロントホイールの直後で非常に汚れやすい場所に取り付けられていますので、交換後は整流器だけやけにピカピカで妙に目立ってしまいます。
交換が完了するとフレームのヘッドパイプ部分、車台番号が刻印されているところに今回のリコール届出番号【2708】が印刷されたステッカーと、対策済の印である緑色の丸いシールが貼り付けられます。
今後当該リコール対象車の中古車を購入されるような場合は、この印の有無を確認する事も重要になるかと思います。
整流器の交換は簡単に行えるので自分で作業も出来ますが、メーカーからのリコールという事でどの車体に対策を施したかを管理する必要があると思われ、上記のような対策済の証を記す必要もありますので、部品だけ手に入れて自宅で交換という事はできず対応できる販売店に車両を持ち込み、作業をお願いする必要があると思います。
もちろんメーカーからのリコールという事で部品代や作業工賃は請求されず、全て無料で済みます。
作業自体は簡単ですので、整流器の在庫がありすぐに対応してもらえるお店であれば、10~15分ほどで作業は完了すると思われます。
まずは懇意にしているお店や、お近くの大きめ(逆輸入車も扱っているような)のスズキ販売店まで問い合わせをしてみましょう。
>>>全国のスズキ販売店の検索はこちらです。
交換前までに不具合が発生していなければ、交換をしても体感できるような効果はありませんが、対策をせずにトラブルに遭うと出先でいきなりエンジンが止まり途方に暮れるということになりかねませんので、GSRユーザーの方は一度【車台番号】【製造時期】の確認をされた方が良いと思います。
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