- 2008-09-13
- Impression
昨日のお昼頃所用がてら六甲山を東から西へ横断してきました。
もちろんまだまだ慣らし中なので5000rpm程度に抑えながらですが、交通量も少なく快走できました。
で、気付いたこと。
このミッションやたらクロスしてないかい?!
ファイナルも低すぎやしませんかい?!
でした。
GSR400の変速比は以下の通り。
1次:1.926
1速:2.785
2速:2.000
3速:1.600
4速:1.363
5速:1.208
6速:1.086
2次:3.357
同クラスの他車種の変速比を見比べてみると、やっぱりミョ~なんです。
まず1次減速比。これってMC21NSR250(2.360)よりもかなりハイギアなんです。
1速の変速比。これまたMC21NSR250(2.846)よりもハイギアなんです。
で、6速はMC21NSR250(1.083)とほぼ同等。・・・え?!って感じしませんか?
この計算方法が正しいか分かりませんが・・・
GSR400の1~6速のワイドレンジが2.785−1.086で1.699。
MC21NSR250の1~6速のワイドレンジが2.846−1.083で1.763。
CB400SFの1~6速のワイドレンジが3.307−1.130で2.177。
ホーネット250の1~6速のワイドレンジが2.733−0.965で1.768。
なんですよ。
色んな条件を加味しても、400ccの排気量でこのバイクのキャラからしたら鬼クロスって感じしません?あれ?ワタクシだけ?
流用した'05GSX-R600の変速比を見ると、一応ほんの少しだけワイドレンジ化されてはいましたが、排気量はもちろん使える回転域がGSR400の場合骨抜きにされててもの凄く狭いんですよね。ちなみにレッドゾーンは12500rpmからです。
で、これだけ1次と1速がハイギアなので、結果ファイナルが14−47というスーパーショートになっちゃってるんですよ。
しかもクロスしてるので6速ではかなり短くなってしまい、100km/h出そうとすると6000rpm回すことになっちゃうんですよ。なもんでギアポジモニター付いてるのに7速に入れようとしちゃうんですよ。
六甲山を走っていても、やたらめったらカチャカチャシフトチェンジを強いられました。
ん~・・・やっぱり基本が600のカリカリエンジン設計なので、それに合わせたミッションのギア比からスペース的に大幅に変えられないんでしょうかね?
快適ツーリング仕様のノンビリ運転をするには、現実的な対処方法はファイナルをロングに振るしかない所ですが、そうすると発進が辛くなっちゃうしメーターのスピードも狂っちゃうんですよね~。
識者の方々、こんな変速比の設定どう思われます?
あ~・・・これが“スズキは変態”なる所以なのか~!?(笑)
でもでもでも!走った感じはかなり良い感じで、狭い六甲山のクネクネを乾燥185kgの車重を感じさせずに、スムーズでクイックにヒラヒラクルクル走れました。想像できないほどに乗ってて楽しかったです。バイクに乗ってこんなに楽しかったのは久々かも?!ってくらいでした。
ブレーキもローター径310mmというSS系同等で、横置きマスターなのにコントローラブルでものすごい効きでした。これならブレーキ系は手を入れなくても大丈夫かも?!でした。・・・それでも手は入れますが。(笑)
徐々に発注している部品も集まってきていて、もうしばらくすれば初期段階の変貌ぶりをご披露できるかと思いますです。
あ、写真は六甲山の前に行った金剛山にてです。
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